CARLSBERG

デンマーク Designed by Vivianna Schøttz Andersen, C.F.Møller

デザインを通して伝えるクオリティ

「カールスバーグ本社の新社屋は、モダンなテイストで長く続くクラシックな企業であることを示すものでなければなりませんでした。だからこそ、グランプリチェアを選んだのです」と、デザイナーのジョセフィン・マリングは説明しています。

「チェアの特別なグレーとブラウンブロンズ色のベースに、テラゾーフロアの構成とカラーニュアンスをマッチさせました」

食堂は少人数から大人数まで、必要に応じて従業員がグループで集うことができるスペースです。従来通り、すべてのスタッフのためのダイニングスペースでもあります。

「粉体塗装仕上げのベースとウッドレッグのグランプリチェアを組み合わせることで、従業員が使いたいと感じる、温かみのある居心地の良い雰囲気を作り出しました。この食堂に加えて、ホールとしても機能する大会議室にもグランプリチェアを採用しています」

マリングは、社内の小さめのスタディルームと役員室に、アルネ・ヤコブセンのリトルジラフを選びました。役員会議室のデザインは、品質を伝え、会社の中核的価値とその製品であるカールスバーグビールの製品価値を反映することを目的としています。

「リトルジラフは快適さと美しいデザインを兼ね備えた、建物とうまく調和するチェアです」と、マリング。「社内のチェアのファブリックを色分けすることで、建物内を進むにつれて、チェアの表情の変化を感じられるようになっています」