Welcome to Republic of Fritz Hansen

Crafting timeless design

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フリッツ・ハンセン、1878年

ファーストチェア

The First Chair by Fritz Hansen 1878
1872年、家具職人であったフリッツ・ハンセンは、出身地のナクスコウからコペンハーゲンに移り、家具を製造する会社を立ち上げました。市内のクリスチャンハウンに位置する工房ではチェア用のろくろ脚や木製家具の装飾部品の製造を専門としていました。その一方で、フリッツ・ハンセンは自分のオフィスにはシンプルで頑丈の椅子を好みました。このファーストチェアは自社の工房で作られたもので、フレームは木製で、座面は革張りです。このチェアは、フリッツ・ハンセンとしては初めて、そしてこの時期では唯一、成形合板を使った製品です。フリッツ・ハンセンは生涯このチェアをオフィスで使い続け、受け継いだ息子のクリスチャン・E・ハンセンが会社を退くまでの75年に渡り、ハンセン家のオフィスチェアとして愛用され続けました。
マーティン・ニーロップ、1905年

コペンハーゲン・タウンホールチェア

タウンホールチェアは、後のフリッツ・ハンセンの強みとなる、建築家との共同制作の最初の例となりました。1905年開所した、建築家マーティン・ニーロップの特徴的な手法によってデザインされたコペンハーゲン市庁舎には、ドイツ語のGesamtkunstwerkという言葉から由来する内外装の総合芸術と呼ばれる特色が、建物の外装・内装のあらゆる部分に表れていました。この市庁舎のためにデザインされたこのチェアは、ほとんどの家具がろくろ脚や優美な装飾で仕上げられていたこの時代においては、非常に珍しいシンプルなデザインでした。
 
Copenhagen townhall chair by Martin Nyrop 1905
トルヴァルト・ヨルゲンセン、1918年

デンマーク国会議事堂のチェア

The Danish Parliament chair by Thorvald Joergensen 1918

1918年にデンマーク国会議事堂はクリスチャンボー城の中に移転しました。城の建物は1928年に竣工するまで未完成でしたが、1918年にはすでに国会議事堂として稼動しました。この城の建築家でもあるトルヴァルト・ヨルゲンセンがデザインし、フリッツ・ハンセンが製造したこのチェアは、現在も変わらず使用されています。

デザイナー不詳、1920年代

オフィスチェア

フリッツ・ハンセンにとって初めての高さ調整機能付きのこのチェアは、1920年代に誕生しました。当初は座面の張り地付きのデザインでしたが、後に金属のシャフトとビーチ材を使った、張り地なしのモデルも登場しました。

Office chair unknown 1920
カイ・ゴットロブ、1921年

クリスモスチェア

The Klismos chair by Kai Gottlob 1921
クリスモスチェアはカイ・ゴットロブによって、フレデリスクボーの裁判所のためにデザインされました。フレームはアッシュ材で、座面は籐張りです。当時はレザーのシートクッションが付属していました。
フリッツ・シュレーゲル、1931年

ラウンジチェア

この椅子は1931年にオープンした、ヴェスターポート近郊のパーマネントという美術館でお披露目されました。フレームは金属製、座面と背もたれは籐張り、アームレストはビーチ材で、スチール素材の特性を活かしたキャンティレバーチェアです。技術の発達がスチール素材による軽量かつ耐久性のある家具の開発を可能にしました。このシルエットは1926年に発表されたマルト・スタムの著名な作品からインスピレーションを受けていますが、クローム製パイプを曲げたものと木材の組み合わせは全く新しいものでした。
Lounge chair by Fritz Schlegel  1931
ソーレン・ハンセン、1932年

ダンチェア

Dan chair by Søren Hansen 1932

スチーム曲げ木が特徴的なダンチェアは、同じ方法で製造されていたトーネットチェアからインスピレーションを受けてデザインされました。ハンセン家の3代目であるソーレンとフリッツの兄弟が祖父が創業したこの会社に入社しましたのはこの時期です。フリッツが製造部門を担当し、ソーレンが新製品の開発を担当していました。この兄弟が活躍した時代にソーレンがデザインした製品のうちのひとつがこのダンチェアです。

ソーレン・ハンセン、1933年

ソーイングボックス

この裁縫箱は、ソーレン・ハンセンが妻のカーステンにプレゼントする為にデザインしたものです。1933年にデンマークのフレデリシアで開催された展示会で披露されるやいなや、その細部にまでこだわったデザインによって大衆を魅了し、定番商品として数年間製造されました。箱はビーチの成形合板製で、蓋のヒンジはレザーが使われています。フレームはブラックに塗装された金属製です。

Sewing box by Søren Hansen 1933
アルネ・ヤコブセン、1934年

ベルビューチェア

The Bellevue chair by Arne Jacobsen 1934
1934年にアルネ・ヤコブセンとフリッツ・ハンセンによる初めてのコラボレーションによって誕生したのがベルビューチェアです。このチェアはコペンハーゲン北部クランペンボーにあるベルビューレストランのためにデザインされました。フレームは無垢のビーチ材製で座面はレザー張りです。
フリッツ・ハンセン、1935年

オフィスチェア

デンマーク労働環境機関との共同制作として、人間工学とデスクワークの際の姿勢を考慮したオフィスチェアが開発されました。デンマーク労働環境機関に認定されたこのチェアは1957年までの長きに渡って、定番商品として製造されました。
 
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Officve chair Fritz Hansen 1935
コーア・クリント、1936年

チャーチチェア

The Church chair by Kaare Klint 1936
チャーチチェアはコーア・クリントによって、コペンハーゲンのベツレヘム教会のためにデザインされましたが、現在ではグルントヴィークス教会に並んでいるチェアとして知られています。チャーチチェアは1936年から2004年まで製造され、フリッツ・ハンセンの歴史の中でも最も長い期間製造されたチェアのうちのひとつです。賛美歌集や帽子の収納場所がついたものやビーチ材、オーク材といった複数のバリエーションが存在しました。
クリスチャン・E・ハンセン、1940年

カナダチェア

クリスチャン・E・ハンセンはカナダを訪れた際に新しいチェアの図面を持ち帰りましたが、実際に生産に取り掛かろうとしたときには、その図面を紛失していました。そこで、彼は改めてデザインを起こし、最終形になるまで改良を加え続けたのです。さらにハイバックチェア、ソファ、ラウンジチェアをデザインし、カナダシリーズが誕生しました。このシリーズのデザインはその後のフリッツ・ハンセンの家具のデザインに多大な影響を与えました。
The Canada chair by Christian E
オーレ・ヴァンシャー、1943年

アームチェア

Armchair by Ole Wancher 1943
第二次世界大戦は家具の生産にも多大な影響を及ぼしました。特に木材においては、材料の輸入量が減少し、種類によっては入手することが不可能になりました。ウォルナットの木は越冬させることが難しく、戦時中は多くのウォルナットの木が伐採されました。その結果、入手し易くなったウォルナット材を使って、1943年にオーレ・ヴァンシャーのデザインによるチェアを発表しました。
ハンス・J・ウェグナー、1944年

チャイナチェア

ウェグナーはチャイナチェアを完璧なものにするために、幾年もの時間を費やしました。同じ造形、同じ表現のチェアをいくつものデザインした中で、唯一製品化され、また今も製造されているモデルです。現在フリッツ・ハンセンで製造されている唯一の無垢材製のチェアです。オリジナルのものにはチェリー材が使われており、その後いくつかの木材の種類が採用されましたが、現在のモデルもチェリー材製です。

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China Chair by Hans Wegner
パレ・スエンソン、1946年

ウインザーチェア

The Winsor chair by Palle Suensson 1946
ウインザーチェアは、パレ・スエンソンによって、コペンハーゲンの有名レストラン、コックドールのためにデザインされ、後にフリッツ・ハンセンが製品化したチェアです。製品化された仕様はオリジナルのものより背もたれが低くなっています。チークとビーチの2種類のバリエーションが存在しましたが、生産数量は非常に限られていました。
ヴィッツ&モルガード、1947年

AXチェア

成形合板の技術は、航空機の材料として使用されていた第二次世界大戦中に大きく進歩しました。フリッツ・ハンセンは成形合板を家具の製造に活用したいと考え開発に取り組み、後に製品化されたのがAXシリーズです。このシリーズの発表を期に、フリッツ・ハンセンは世界の市場に進出し、輸出を開始しました。
Ax chair by Hvidt and Molgaard 1947
ハンス・J・ウェグナー、1948年

ラウンジチェア

Lounge chair by Hans Wegner
この特徴的なデザインのラウンジチェアは、当初はソファやソファテーブルを含めたシリーズのひとつとして発表されました。1950年代中頃まで製造されたこのチェアにはビーチ材とマホガニー材のバリエーションがありました。
チェア ハンス・J・ウェグナー、1949年

ラウンジチェア

ウェグナーのデザインによる美しく見事なディテールのチェアですが、生産コストが高く、定番商品として製品化されることはありませんでした。ウェグナーのほとんどのチェアと同様に、無垢材で出来ています。

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Chair by Hans Wegner 1949
エドワード・トムセン、1949年

子供用テーブル

幼稚園のためにデザインされたこの子供用テーブルは、6人用の椅子と中央のテーブルがつながって出来ています。素材はフリッツ・ハンセンの特色でもあったビーチの無垢材と曲げ木です。

ホルガー・ヤコブセン、1949年

ワークチェア

ホルガー・ヤコブセンによってデザインされたこのチェアは、前後に傾けて座ることが出来るようにベースの形が作られています。ベースの端に傾斜がついており、傾けた状態でも安定しやすいようにできています。この機能は1940年代から50年代にかけて、長時間の国際電話で話すときなどに役に立ちました。座面に張り地が施されており、快適な座り心地となっています。

Work chair by Holger Jacobsen 1949
ポール・ケアホルム、1951年

PK0

PK0 by Poul Kjaerholm 1951

このチェアはフリッツ・ハンセンとポール・ケアホルムによる最初のコラボレーションでしたが、デザインされた当時は製品化に至りませんでした。しかし、1990年にフリッツ・ハンセンの創業125年を記念して600脚限定で製造されました。

エナー・ラーセン&ベンダー・マドセン、1952年

カンファレンスチェア

このチェアはラーセンとマドセンのデザインデュオが会議室やレストランのためにデザインしたいくつかの作品のひとつです。背もたれは平らでありながらも美しい曲線を描いてアームにつながっており、長いミーティングでも快適に座っていられるチェアです。無垢材と成形合板の組み合わせの構造になっています。

Conference chair by Ejnar Larsen
アルネ・ヤコブセン、1952年

アリンコチェア

Ant by Arne jacobsen 1952

元々はデンマークの製薬会社、ノヴォ・ノルディスクの食堂のためにデザインされたアリンコチェアは、フリッツ・ハンセンの創業80周年の記念日に発表され、メディアや評論家たちはすぐにそのデザインに魅了されました。その一方でフリッツ・ハンセンは、ミニマルなデザインと脚が3本のみであることによる座り心地や安定性への疑問を理由に、製品化については懐疑的でした。しかし、このデザインに強い自信を持っていたアルネ・ヤコブセンが、売れ残った場合には全て買い取ることを約束したため、製品化されることが決まり、現在に至るまで製造され続けています。成形合板とスチールパイプでできたこのチェアの誕生は、フリッツ・ハンセンとアルネ・ヤコブセンそれぞれの歴史における、重要な出来事となりました。

ハンス・J・ウェグナー、1952年

スタッキングチェア

ハンス・J・ウェグナーは木製のチェアで知られていますが、このチェアのような金属のベースと張り地の座面を組み合わせたスタッキングチェアもデザインしました。このチェアが製品化されることはありませんでしたが、この背もたれの形状はその後のウェグナーの代表的なチェアのデザインに活かされています。

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Stacking chair by Hans Wegner
ハンス・J・ウェグナー、1953年

ハートチェア

The Heart chair by Hans Wegner

この3本脚のチェアの名前は座面がハート型であることに由来しています。ウェグナーは同じく3本脚で直径120cmの円形テーブルと合わせて、このチェアをデザインしました。テーブルと組み合わせると6脚のチェアがテーブルに収まり、花のような美しい形になります。

アルネ・ヤコブセン、1953年

ドットスツール

ドットスツールは1950年代、アルネ・ヤコブセンがアリンコチェアをデザインしたのと同時期に開発されました。アルネ・ヤコブセンはチェアの開発に際し、フリッツ・ハンセンの工場で多くの時間を過ごし、テストや修正、仕上げの作業を進めていました。このスツールはそのようなプロセスから生まれ、1954年に3本脚の成形合板の仕様で発表され、1970年に現在のような4本脚の仕様で復刻されました。

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Dot stool by Arne Jacobsen 1953
ポール・ケアホルム、1954年

F. L. スミスチェア

F.L.Smith chair by Poul Kjaerholm 1954

ポール・ケアホルムがF. L. スミス社の食堂のためにデザインしたこのスタッキングチェアはやや複雑な構造でできています。2つに分かれた左右対称の成形合板のシェルが背もたれの部分で2つの小さなパーツによってつながっています。スチールのベースも複雑な構造になっているこのチェアは、若き日のポール・ケアホルムの技術力をよく表しています。また、このチェアは製造コストが掛かりすぎるために製品化されなかった典型的な例です。

アルネ・ヤコブセン、1955年

セブンチェア

アリンコチェアに対する賛否の声を踏まえた上で、アルネ・ヤコブセンはデンマーク家具の歴史の上で最もアイコニックな製品のひとつである、セブンチェアをデザインしました。コンパクトでミニマルなアリンコチェアと比べると、より有機的なシルエットになっています。成形合板のシェルとスチールパイプのベースという組み合わせは変わらず、製造方法もほぼ同じです。しかし、アリンコチェアが3本脚でアームの無いチェアだったのに対し、セブンチェアは4本脚でアーム付きとしてデザインされました。アルネ・ヤコブセンはこのアーム付きの仕様を気に入っていましたが、アーム無しのバージョンの方が圧倒的な人気となり、フリッツ・ハンセンの歴史において最も多く販売したチェアとなっています。

Explore the Series 7™
Series 7 by Arne Jacobsen 1955
アルネ・ヤコブセン、1955年

ムンケゴーチェア&テーブル

Munkegaard school table and chair by Arne Jacobsen 1955

このチェアとテーブルは、アルネ・ヤコブセンがGesamtkunstwerk(総合芸術)として内外装をプロデュースしたムンケゴー小学校の生徒のためにデザインされました。このスタッキングチェアはアリンコチェアと同じ素材、製造方法で、セブンチェアと同じ年に開発されました。この学校は、アルネ・ヤコブセンの代表的なプロジェクトとして知られ、格子状に配置された教室の間に庭が作られています。この構造は学校のレイアウトとしては全く新しいもので、生徒が快適に過ごせるよう考慮されています。

アルネ・ヤコブセン、1955年

タンチェア

タンチェアはアルネ・ヤコブセンの成形合板を使った作品の中で唯一スタッキングできないチェアです。ムンケゴー小学校の一部で使われていましたが、1985年までは製品化はされていませんでした。また、それまでは「2番」を意味する「Toeren」と呼ばれていました。アルネ・ヤコブセンが二番目に気に入っていた作品だったことがその由来です。

The Tongue chair by ArneJacobsen 1955
アルネ・ヤコブセン、1955年

サービングトローリー

Serving trolley by Arne Jacobsen 1955

アルネ・ヤコブセンは自宅のダイニングルーム用に円形のテーブルをデザインし、その対象物として、このサービングトローリーの形状を選びました。彼が設計した住宅のためにデザインされたいくつかのサービングトローリーと同様に、このトローリーは製品化されることはありませんでした。

ハンス・J・ウェグナー、1956年

チェア

このハンス・J・ウェグナーらしさの溢れる、無垢材と成形合板のフレームにレザーの座面を組み合わせたチェアは、デザインされた当時、フリッツ・ハンセンで製造されていました。後により多くの数量を製造されるモデルもこのデザインを踏襲しており、このチェアはウェグナーの代表的な作品群の先駆けと言えます。

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Chair by Wegner 1956
ヴァーナー・パントン、1956年

バチェラーチェア

The Bachelor chair by Verner Panton1956

バチェラーチェアは解体して、平らな梱包に収納することができ、簡単に持ち運ぶことが出来るチェアです。クッションを追加することでさらに快適なチェアになります。アーム付きとアーム無しのものがあり、テーブルにもなるフットスツールと合わせたシリーズとして、1956年の発表当初は若者を中心に大変な人気を集めました。

アルネ・ヤコブセン、1958年

ドロップ

ドロップはアルネ・ヤコブセンが最も気に入っていたチェアと言われており、彼の妻はこのチェアを鏡台用として使っていました。座った時に肩が見えるデザインは、その人のシルエットを際立たせます。ヤコブセンは鏡の前に座った妻の後姿に見とれていたと言われています。このチェアは1950年代にアルネ・ヤコブセンがトータルデザインをプロデュースした、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルの客室のインテリアとしてデザインしたものです。現在も当時のデザインのまま残されている606号室で、エッグチェア、スワンチェアと共に使われています。

Explore the Drop™
The Drop chair by Aren Jacobsen 1958
アルネ・ヤコブセン、1959年

ポット

The Pot lounge chair by Arne Jacobsen 1959

ポットは、アルネ・ヤコブセンの建築の中で最も大規模かつ有名な、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのインテリアの一部としてデザインされました。このホテルは、外装・内装の全てを考慮した上でひとつの作品として創り上げることを意味するドイツ語、Gesamtkunstwerk(総合芸術)としてデザインされました。ポットと同様に、スワンチェアやエッグチェアもシンプルで直線的な建物に有機的で曲線的な要素を加える装飾的かつ機能的なインテリアとして誕生しました。しかし、エッグチェアやスワンチェアが発表された時から多くの人に愛される、象徴的なアイテムとしての賛辞を得て、現在も変わらぬ評価を受けていることに対し、ポットはやや見過ごされてきたアイテムです。

アルネ・ヤコブセン、1959年

ジラフチェア

ジラフチェアはアルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのレストランのためにデザインしました。高い背もたれが作り出すプライベートな空間が快適さを生み出し、木製の縁と脚が高級感を演出しています。アルネ・ヤコブセンがデザインした多くの作品には、彼にとって重要なインスピレーションの源であった自然に関する名前が付けられていますが、このダイニングチェアもジラフ(キリン)という自然に由来する名前が付けられました。

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The Giraffe chair by Arne Jacobsen 1959
カレン&エベ・クレメンセン、1959年

ラウンジチェア・モデル4305

Lounge chair model 4305 by Karen and Ebbe Clemmensen 1959
このエレガントで繊細なラウンジチェアは1959年の展示会で注目を集めました。ボーエ・モーエンセンは厳しく批判しましたが、その一方でこのチェアが注目に値するものとであることも理解していました。後にフリッツ・ハンセンが製品化し、背と座はレザーもしくはファブリック、アームレストはレザーという仕様になりました。
アルネ・ヤコブセン、1962年

オックスフォードチェア

オックスフォードチェアはイギリス、オックスフォードにあるセント・キャサリンズ・カレッジのためにデザインされたことからこの名前が付けられました。このチェアは食堂用として2つの種類がデザインされ、ひとつは教授用のハイバックのもの、もうひとつは学生用のローバックのものです。オックスフォードの伝統的な考え方が取り入れられ、背もたれの高さの違いによって教授の権威が強調されると同時に、壇上に配置された教授用のテーブルで使用するときにプライベートな空間を作り出すようにデザインされています。 Explore Oxford™
Oxford chair by Arne Jacobsen 1962
アルネ・ヤコブセン、1962年

セント・キャサリンズ ラウンジチェア

St Catherines lounge chair 1962
オックスフォードのセント・キャサリンズ・カレッジの食堂のチェアと同様に、アルネ・ヤコブセンは休憩場所や教室用にもハイバックのチェアをデザインしました。このとても快適なチェアのデザインの一部はオックスフォードチェアのデザインと共通しています。
アルネ・ヤコブセン、1966年

オクセン

アルネ・ヤコブセンによる他の多くの作品とは異なり、オクセンは特定の建築プロジェクトのためにデザインされたものではありません。この作品はヤコブセンの長年に渡る試行錯誤ののちに完成しました。このチェアは、オリジナル作品の製造期間が短かったこと、そして物議を醸したパワフルな表情から、評論家の間で極めて希少とされてきました。それまでの丸みを帯びた有機的なシェイプが特徴の多くの作品とは対照的に、このイージーチェアはとてもシャープな輪郭を持っています。ヤコブセンは常に世間を驚かせたいと考えていました。オクセンのプロジェクトは、ヤコブセンが1962年から1966年にかけて何度もさまざまなバリエーションを検討し、1966年にようやく形となりました。実際、オクセンはアルネ・ヤコブセンのデザインの中で最も大きく、最も特徴的な作品と位置付けることができます。 Explore Oksen™
Oksen by Arne Jacobsen 1966
ヘニング・ラーセン、1967年

KARチェア

KAR chair by Henning Larsen 1967

この個性的なチェアはヘニング・ラーセンがコペンハーゲンのKARレストランのためにデザインしたもので、快適さよりも見た目が重視されています。本来、チェアは快適なものであるべきですが、あまり座り心地が良いと夕食後も長居してしまい、次の客のための席が空きにくくなるという考えから、あえて快適にならないようデザインされています。

ヴァーナー・パントン、1974年

システム1. 2. 3

システム1・2・3は同じ形状で20の豊富なバリエーションを持つコレクションでした。この挑戦的な商品バリエーションの設定はどんなシーンにも対応するために考案され、1974年の家具の展示会で発表されるや否や、好評を博しました。シンプルな構造と快適さに加え、豊富なバリエーションと多彩な可能性を持つチェアでした。パントンとフリッツ・ハンセンはこのチェアに自信を持っていましたが、評論家や販売店、ユーザーはやや懐疑的で、残念ながら期待していたほどの販売を実現することはできませんでした。
Syste4m 1-2-3- by Verner Panton
ヴァーナー・パントン、1988年

ワイヤーコーンチェア

The wire cone by VVerner Panton 1988
ワイヤーコーンチェアは発表された当初から賞賛とともに受け入れられましたが、快適なチェアとは言えず、複雑な構造のため、製造コストが高い製品でした。1988年にフリッツ・ハンセンが製造を引き継いだ際に、新たな製造方法を生み出し、製造コストを大きく削減することに成功しました。それ以来、このチェアは網状に溶接された一枚のパーツをスパイラル状に成形して製造されるようになりました。この華やかなチェアとセットのテーブルも作られていました。
Crafting timeless design
デザイナー
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Timeless design since 1872
クラフツマンシップ
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The history of Fritz Hansen
歴史
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