加速する消費活動や急激な気候変動など、地球環境はさまざまな課題に直面しています。世界各地でビジネスを展開するグローバル企業として、私たちは自らの責任を自覚し、地球の限界を超えないためにも、自らの役割を果たしたいと考えています。専門家たちは、世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えなければならないと主張しています。それを実現するためにも、私たちはサプライチェーン全体において発生する温室効果ガスのスコープ1(直接排出量)およびスコープ2(間接排出量)を2025年までに38%削減すると同時に、スコープ3(スコープ1と2以外の排出量)の算定・削減にも取り組んでいます。
2026年を目標とする私たちの短期ビジョンは、Science Basted Targetsイニシアチブの認定を取得しています。
Science Based Targetsイニシアチブとは
Science Based Targets(SBT)イニシアチブとは、企業に対して「科学的根拠に基づく二酸化炭素排出削減目標」を立てることを求める世界的な取り組みです。SBTの目標は、2030年までに世界中の企業の二酸化炭素排出量を半減させ、2050年までにネットゼロ(排出量を正味ゼロにすること)を実現することです。フリッツ・ハンセンは、2021年にスコープ1、2、3における「Greenhouse Gas Report(温室効果ガス報告書)」第1号を作成しました。フリッツ・ハンセンのGreenhouse Gas Reportは、こちらをご覧ください。