ポール・ケアホルム展 in 京都
フリッツ・ハンセンは、デンマークを代表する家具デザイナー、ポール・ケアホルムの展覧会を京都の両足院で開催いたします。展覧会の会期は2024年12月21日から2025年1月19日。和と洋の美が融合する特別な空間を設えます。 ポール・ケアホルムは、ミニマルなデザインと洗練された構造美で知られ、彼の作品は世界中で高い評価を得ています。そのデザインは西洋建築のみならず、日本の伝統的な和の空間にも自然に調和することでも知られています。しかし、その親和性について語られることは少なく、この展覧会ではその所以にも焦点を当て、素材や構造の共通点を通じて魅力を表現します。 両足院は、京都市東山区に位置する歴史ある寺院で、その荘厳な空間は静寂と洗練が共存する場所です。ポール・ケアホルムのデザインが持つ静けさ、そして圧倒的な存在感は、両足院の空間と響き合い、新たな感動を呼び起こします。本展覧会では、ケアホルムの家具が寺院内に展示され、そのデザインがどのように和の空間と共鳴し、新たな美のかたちを生み出すのかを体感いただけます。 会場の運営には、多田羅研究室を中心とした京都工芸繊維大学の学生たちの協力を得て、展示会をサポートしていただきます。さらに、本展では日本初お披露目となるポール・ケアホルムの復刻アイテムも展示され、彼のデザインの新たな一面を発見する機会となります。 今回の展覧会は、フリッツ・ハンセンによる新たな試みであり、デンマークデザインと日本の伝統建築が交差する場となります。ポール・ケアホルムの作品を通じて、彼のデザインが持つ普遍的な美しさと、素材や構造が織りなす調和を感じられる空間に是非ご来場ください。