My Sense of Colour

アルネ・ヤコブセンがデザインしたアイコニックなセブンチェアとともにクリエイターたちの視点を通じて色の世界を旅するMY SENSE OF COLOUR。自由自在にカスタマイズできる新しいカラーシェードは、カルラ・ソッツァーニのキュレーションによるものです。

隈研吾, 建築家

"僕は「影」を作ることに興味がある。「影」の中にいると、人間は安心し、安らかな気分になれるからである。日本建築は「影の建築」である。そしてディープクレイは、影の色である。"

Eric Petschek、フォトグラファー

「ダスクブルーは、深い瞑想へと誘う色です。嵐の空と穏やかな海との間を行ったり来たりする色です」

Simon Rasmussen、編集長

「ミッドナイトブルーは、自信と力を象徴する色——信頼できる色です。それは、私が引き寄せられるブラックとも近い色です。期待に応えてくれる、ホームのような色です。ミッドナイトブルーは、決して私を裏切りません」

COLDE、アーティスト

「ラベンダーブルーは、私が好きな夜明けの色に似ています。椅子のシルエットと色が織りなす神秘的な雰囲気は、私に新たなインスピレーションを与えてくれます」

ジェニファー・パチョーネ・アンギューロ、クリエイティブディレクター兼デザイナー

「バーントイエローは、ノスタルジックな記憶の温もりを体現する色——この概念は、デザインから絶え間なく感じることができます。夕暮れ時のキャンドルの炎に反射する色であり、窓越しに温もりあふれる眼差しを投げかけるランプシェードの色でもあります。灯されたランプの灯りは、内部の様子を垣間見せてくれます」

エディット・ヤング、ニューヨーク出身のアーティスト、デザイナー、ライター

"「パラダイスオレンジが、ミッドセンチュリー特有のくすんだ色調と現代のあふれんばかりの快活さとの理想的な中間地点を表現しています」"

Leyla Piedayesh, Founder & Creative Director Lala Berlin

"私にとってイエローはポジティブさ、光、命の象徴です。椅子の鮮やかなイエローは、自宅のインテリアに見事に溶け込んでいます。私が所有するアートピース、とくにベルリンを拠点に活動しているアーティストで友人のHoosen3000の作品とも好相性です。"

Jung Wook-Jun, Creative Director Juun.J

ミッドナイトブルーは、毎回Juun. Jのコレクションに登場する色です。なぜならこの色は、あらゆる色の中でも最もエレガントだからです。

フラワーアーティストニコライ・バーグマン

"セブンチェアはデンマークの絶対的なアイコンとして確立されており、世界中で愛されています。 新しい魅力的な色のラインナップはとても新鮮で、私が創り出す花のカラーグラデーションのトーンに似ていて、共感しています。特に、ワイルドローズは、私のお気に入りの花の色を想い出させてくれます。"

Mark Kenly Domino Tan, Designer

"私にとってクラシックなデンマークの椅子は、クオリティと努力を意味します。椅子の深い緑色と独特な質感のファブリックは、親しみやすさを感じさせるだけでなく、心を落ち着かせて自然と私を結びつけてくれます。ファッションデザイナーとして、自然にある色彩は常に最高のインスピレーション源です。"

Peter Ibsen, Gallerist & Art Collector

"自宅であれギャラリーであれ、普段の私は、身の回りにあまりたくさんの色を使いません。たいていの場合はより控えめで抑制された色、強いて言うなら、くすんだ色や空間を圧倒しすぎない素材とフォルムに惹かれます。ダスティーグリーンのシートとよりダークな色調のフレームは、タイムレスでありながらも控えめさを感じさせる良質なバランスを生み出しています。そのニュートラルさは、部屋に個性を添えてくれます。"

Sarah Emilie Müllertz , Architect & Founder Kinraden

"北欧デザインの伝統を学んだ建築家として、自然光が私たちのウェルビーイングに欠かせない要素であることは間違いありません。果てしなく続くデンマークの海岸線は、常に私たちの近くに青い海と空があることを意味します。心を落ち着かせると同時に黙想的な色は、私を自由な気分にしてくれます。どこへ行くにも、新鮮な空気に包まれているような気がするのです。"

Silas Oda Adler, Co-founder & Creative Director Soulland

"クリエイティブな作業に取り掛かるとき、私はいつもテクスチャーと色にこだわります。この椅子が私にとって特別なのは、鮮やかな色とアーシーな色調が調和しているからです。ノイズと沈黙、そしてエネルギーと集中力が闘っているように感じられるのです。"

Julian Hernandez, Digital Creator & Rami Hanna, Photographer & Creative Director

"私たちのSense of Colourは、温もりを感じさせる夏の黄昏時の色調からインスピレーションを得ています。淡いピンクが温かみのあるオレンジへと徐々に変わっていく様子は、私たちがこれまで見てきた世界中の美しい夕日や日の出を想起させます。"

セブンチェア

アルネ・ヤコブセンにより1955年にデザインされたセブンチェアは、フリッツ・ハンセン社を代表するベストセラーであると同時に、家具の歴史におけるアイコン的存在です。特徴的なこのチェアのフォルムは、タイムレスかつ多用途で、飾ることなく個性的です。 9層のベニヤで構成される成形合板のシェルは、そのスレンダーなフォルムに強度と柔軟性、耐久性を備えています。