当初は韓屋(ハノック)という19世紀末の韓国の伝統的な建築様式で建てられたホテルからは、嘉会洞とこのエリアを取り囲む山々の風景が一望できます。2016年にはフリッツ・ハンセンのポップアップイベントを開催し、3日にわたってデンマークのクラシックデザインを展示しました。現在は都会の喧騒を忘れさせてくれる宿泊施設として、スローな生き方、マンツーマン講座、香と音楽へのフォーカスとともに温もりとホスピタリティあふれる宿泊体験を提供しています。
屋内は、韓国のアーティスト・Heejoon Leeが手がけたアート作品と、ポール・ケアホルムのアイコニックなPK™シリーズをはじめとするフリッツ・ハンセンの豊かなコレクションによって美しく飾られています。グレーと黒の色調が特徴的な客室には、PK31™、PK22™、PK61™、PK24™、PK80™などのアイテムが散りばめられ、アルネ・ヤコブセンの代表作ともいうべきエッグチェアやスワンチェアと並んで配されています。一つひとつのアイテムは、目を引くシルエットとコンテンポラリーな佇まいによってセレクトされ、伝統的な木造の韓屋と鮮やかなコントラストを描いています。
このほかにも、デンマークのデザインユニット・アーム&ルンドがフリッツ・ハンセンのためにデザインした新作ペンダントランプ・クラムがセレクトされました。貝殻からインスピレーションを得たクラムのやわらかな曲線は、手吹きのオパールガラスによるものです。パーツには、ヘアライン仕上げの真鍮を使用しています。エレガントなシェードが上下にスライドすることで、真珠のような光がこぼれます。
南向きという好立地のおかげで、一年を通して自然光がたっぷりと降り注ぎます。厳選された花崗岩石、ウッド、レンガを使用した建物は、周辺の家々とともに美しい調和を描いています。
ホテルでは、シンギングボウル、生花、韓国の伝統的なギフトラッピング方法「ポジャギ」などがマンツーマンで学べるゲスト向けの講座も幅広くご用意しています。
フリッツ・ハンセン ステイのオープン期間は、2021年11月16日〜12月21日です。