2022年10月に巨大複合施設として生まれ変わったロンドンのバタシー発電所。この歴史的な建築物に隣接するアートテルは、アートとデザイン、そしてホスピタリティが融合するユニークなホテルです。ホテルのデザインを手がけたのは、スペイン出身のアーティスト兼デザイナーのハイメ・アジョン。アジョンらしい遊び心あふれるシュールな世界観と考え抜かれたラグジュアリー感がゲストを包み込む、生きた芸術作品が完成しました。スイートルームやスパ、パブリックアートギャラリー、さらには照明のパーツなど、ホテルの至るところにアジョンの魔法のようなアクセントが散りばめられています。
アートテルを傘下にもつPPHEホテルグループの社長兼CEOのボリス・イヴェシャは、アートを楽しむための場所としての機能も担うこのエキサイティングなホテルのデザイナーは、多彩な専門性と世界的に高く評価されているデザインで知られるアジョン以外は考えられなかったと語ります。アジョンの唯一無二のアイデンティティにより、ゲストにインスピレーションを与えて魅了し、ワクワクさせるようなホテル体験が実現しました。アートテルを手がけるにあたり、アジョンは発電所の歴史と遺産をヒントに、ロンドンの新しいカルチャースポットの中心地としてのホテルの未来を思い描きました。
心地よさと楽しさ、そしてデザインの限界を押し広げた大胆なパステルカラーとダークな色調の融合をコンセプトとするアジョンの客室は、遊び心とラグジュアリーの両方を感じさせるリラックスした空間になっています。すべての客室の壁には、アジョンがアートテルのために制作したアート作品が。フリッツ・ハンセンとの数多くのコラボレーションから生まれた家具とコーナーを飾る極上のディテールとともに、贅沢感あふれるミックスを演出しています。
ホテルの至るところにフリッツ・ハンセンのプロダクトが置かれ、アジョンが生み出した遊び心あふれるラグジュアリー感を際立たせています。ラウンジエリアには、アジョンがデザインしたカラフルなルネソファやロオチェア、フリチェアがリラックスしたひと時へと誘います。内装や壁を飾るのは、人気のイケバナベースとハッピーフック。アジョンのシグネチャーとも言うべきアクセントを添えています。アートテル・ロンドン・バタシー・パワーステーションは、デザイン好きなら一度は訪れたいデスティネーションです。